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幸先詣2024!期間はいつからいつまで?ご利益は?気になることを一気見!
幸先詣 ― その読み方や意味とは?
そもそも、幸先詣(さいさきもうで)とは何なのでしょうか?
幸先詣は、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、初詣参拝の混雑を避けるための対策としてたてられた早期参拝を差す言葉です。
元々は福岡県内の神社が初めて提唱し、福岡県神社庁が推奨したことが始まりです。
これまでの様に、
三が日に多くの人が神社に集まって”密”になることを避けるための、
新しい参拝方式なんだね!
詳細は、福岡県神社庁の下記説明をご覧ください。
幸先詣(さいさきもうで)は、新型コロナウイルス感染症流行の渦中で迎える令和3年(2021年)の初詣において、例年のような初詣参拝では混雑が避けられず、ソーシャルディスタンスを確保することが困難であると予想されたことから、福岡県神社庁役員会で対策を検討。
年末12月の比較的混んでいない時期から参拝を推奨し、参拝者に新年の神符守札や縁起物等を頒布できるようにして、「幸先詣」と命名して分散参拝を勧奨しました。令和2年10月20日には福岡県庁へ神社庁庁長副庁長が出向き、分散参拝と身近にある神社への参拝について、知事に理解と協力を要請陳情しました。もともと年末になると「どうぞ良いお年をお迎えください」と挨拶し合う日本の文化があり、正月を迎える準備を12月末までに済ませ「幸先良い」新年を願うという気持ちと、3密を避ける新型コロナウイルス感染症対策に合致したことから、新しい参拝の形として全国のマスメディアに取り上げられ、またたく間に全国に広がりました。
https://fukuoka-jinjacho.or.jp/column/%E5%B9%B8%E5%85%88%E8%A9%A3%E3%81%A8%E3%81%AF/
年内に初詣を済ませる幸先詣 ― 期限はいつからいつまで?
初詣を前倒しして、年内に参拝する幸先詣ですが、その期限はいつからいつまでなのでしょうか。
幸先詣の期間は、主に下記の期間です。
幸先詣の期間
- 12月1日~12月31日
- 12月13日~12月31日
神社によって開始時期は少し差があるようですが、いずれも年内中を期間として定められています。
12月13日は正月始め*であることから、その日を起点に幸先詣の期間と定める神社もあるようです。
正月始めとは、新年を迎えるための準備を始める日として、昔から「煤払い」や、門松の材料を取りに行く「松迎え」、お雑煮を炊くための薪などを山に取りに行く習慣がありました。
京都祇園では、今でも芸妓や舞妓が師匠宅やお茶屋を訪れ、挨拶廻りをする習わしが続いているそうです。
https://www.h-gokoku.or.jp/info/2022/12/1770/
神社によって差はあるものの、 12月13日以降に参拝すれば確実だね!
ご利益はある?
新年の幸(さち)を先取りする幸先詣ですが、年明けの初詣と比べてご利益は変わらずあるのでしょうか?
毎年300万人以上の初詣客を集める明治神宮の担当・平尾さんは、日刊 SPA!の取材で下記の通りお答えされています。
「そもそも、参拝はご利益が目的ではないんですよ。日々、生かされている感謝をお伝えしにきていただいて、その上でお願いごとなどをなさるのがいいかと思います」
https://nikkan-spa.jp/1725209
という事で、そもそも初詣はご利益目的ではないんですね。
コロナ禍においても、日々生かされている事への感謝を神様にお伝えすることが大切ですね。
初詣はそもそもご利益が目的ではない。
日々生かされていることへ感謝し、そのうえでお願いごとをする目的で、参拝されるのが良いでしょう。
ご利益目的ではなく、
まずは日々の感謝を伝えることを目的にお参りしよう!
幸先詣ができる神社
ここでは、幸先詣を実施する主な神社やお寺をご紹介します。
エリア | 社寺名 |
---|---|
北海道札幌市 | 北海道神宮 |
北海道札幌市 | 白石神社 |
岩手県盛岡市 | 盛岡八幡宮 |
埼玉県さいたま市 | 氷川神社 |
神奈川県寒川町 | 寒川神社 |
愛知県豊川市 | 砥鹿神社 |
岐阜県岐阜市 | 伊奈波神社 |
新潟県弥彦村 | 彌彦神社 |
兵庫県神戸市 | 湊川神社 |
奈良県奈良市 | 春日大社 |
徳島県鳴門市 | 大麻比古神社 |
鹿児島県霧島市 | 霧島神宮 |
一覧に載っていない神社やお寺でも、
幸先詣を実施している可能性もあるよ!
詳細は各神社のHPなどで見てみよう!
初詣の歴史
今では多くの人々が行う初詣。
ですが、その起源や歴史はどのようなものなのでしょうか。
初詣とは新しい年が明けて初めて、お寺や神社へお参りすることです。
お正月の3が日や松の内(7日、または15日まで)、遅くても1月中くらいまでには初詣に行くという方が多いのではないでしょうか。
初詣の由来は平安時代からある「年籠り(としごもり)」という風習から来ていると言われています。
大晦日から元旦にかけて氏神様のいる神社にこもり、新しい年の豊作や安全を夜通し祈願するという風習です。
やがて、年籠りの風習は大晦日にお参りをする「除夜詣」と元旦にお参りをする「元日詣」の2つに分かれます。
江戸時代頃までは元日詣では「恵方詣」とも呼ばれ、その年の恵方の方角にあるお寺や神社を参拝していました。
その後、時代の流れとともに簡略化され元日のお参りだけが残り、交通網の発達により氏神様や恵方にこだわらずに好きなお寺や神社にお参りに行くようになりました。
「初詣」という言葉が使われるようになったのは大正時代頃と言われています。
https://www.taraku.or.jp/blog/hatsumode/hatsumode-meaning/
起源である年籠り から 除夜詣と元日詣に変化し、
元日詣が簡略化されて現在の初詣のスタイルになったんだね!
幸先詣で密を避けた参拝を!
今回は、新たな初詣の形式である幸先詣を取り上げました。
コロナウイルス感染症の流行により、日本の行事も変化してきています。
幸先詣で来年の幸(さち)を先取りしちゃいましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます!